全量買取制度って何?
■2012年全量買取制度がスタート
・太陽光発電等で発電した電気を通常価格より高い金額で電力会社が購入し、その費用は企業・国民が負担する制度
・全量買取価格H25年度は36円/KWH(税別)期間20年間固定
・電力会社との電力供給に関する系統連係契約が完了した時点の固定価格で20年間の買取期間内は買取をしてもらえる
■使用者にとっては負担増
・再生エネルギー発電促賦課金(再エネ賦課金)が2012年7月より導入され電力料金が上昇しています。H24年度は0.22円(KWH)でしたがH25年度は0.35円(KWH)+太陽光発電促進付加金0.02~0.09円KWH(地域により定められています。)
太陽光事業のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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・長期間の使用が可能で大きなメンテナンスは不要 ・営業所からの発電が可能 ・発電規模の大小が自由 ・屋根の上などの未使用箇所の有効活用 ・パネルが断熱効果を発揮(屋根環境によって異なりますが夏の暑い日には10~30℃以上温度を下げている働きをします。) ・グリーン減税の対象 (A)普通償却に加えて取得額の30%相当額を限度として償却できる特別償却 (B)中小企業者に限り、基準取得価額(計算基礎となる価額)の7%相当額の税額控除 (C)取得価額の全額を償却(100%償却、即時償却)できる特別償却(※平成24年5月29日から平成27年3月31日までの間に設備を取得する必要あり)の選択ができる制度。 ・補助金制度 ・政策金融公庫等の導入支援融資 |
・出力変動が大きい ・日射量が気候や天候に左右される ・エネルギー密度が低いので広い面積が必要 |